【教養:活動報告】四校合同講座

11月24日に第五回 四校合同講座が新所沢公民館 ホールで開催され向日葵学級生から7名、教養部から5名が参加しました。 四校合同講座は 向陽中、清進小、北小、西富小の四校が持ち回りで開催する講座で、今年度は向陽中が幹事校で準備を進めてきました。 今回は、 所沢市消費生活センター 消費生活相談員 鈴木範子氏をお招きして 「小・中学生のトラブル事例と対処法」についてご講話を頂きました。 中学生も「消費者」であり、消費者には8つの権利と5つの責任があるとのことでした。 8つの権利 ①安全が確保される権利 ②選択する権利 ③知らされる権利 ④意見が反映される権利 ⑤消費者教育を受けられる権利 ⑥被害の救済を受けられる権利 ⑦基本的な需要が満たされる権利 ⑧健全な環境が確保される権利 5つの責任 ①商品や価格などの情報に疑問や関心を持つ責任 ②公正な取引が実現されるように主張し、行動する責任 ③自分の消費行動が社会(特に弱者)に与える影響を自覚する責任 ④自分の消費行動が環境に与える影響を自覚する責任 ⑤消費者として団結し、連帯する責任 近年はネット通販やオークションが普及し、身に覚えのない請求や、オンラインゲームでの課金による使いすぎ等のトラブルが多いとのことでした。 こういったトラブルを未然に防ぐためのヒントとして以下のアドバイスをいただいきました。 ・通販を利用する際は購入の最終確認画面をスクリーンショットして内容を確認できるようにする。 ・オンラインゲームの利用について予めルールをきめておく。 ・クレジットカードの利用明細を毎月確認する。 ・ネット上でもお金を使っているという認識を持たせるため、子どもと話し合う機会を作る。 最後に質疑応答が行われ、深い学びを得られる時間となりました。 参加されたみなさんから、以下の感想を頂きました。 ・大変分かりやすかった。こどもたちにもDVDを見せたい。 ・家でもパンフレットを見ながら子どもと話したい。 ・成人年齢が18歳になったこともあり、より身近な話として気を付けたい。 1人1人が自立した消費者として、責任ある消費行動をとりたいですね。