【教養:活動報告】第六回講座、閉講式

 12月6日(水)向日葵学級第六回講座と閉講式が行われ、教養部10名を含む19名の学級生が参加しました。

第一部では『思春期の子どもと向き合う~子どもの権利条約・こども基本法~』と題して教頭先生の講話を聞きました。



子どもの権利条約は、世界中すべての子どもたちがもつ人権(権利)を定めた条約で、40の条文から成ります。
子どもの権利条約の基本的な考え方は次の4つで表されます。
・差別のないこと
・子どもにとって最もよいこと
・命を守られ成長できること
・子どもが意味のある参加ができること
そしてこれらの考え方は、日本の子どもに関する基本的な法律である「こども基本法」にも取り入れられています。


講座では、4人ずつのグループに分かれて子どもの権利条約の中でも特に大切にしたい条文、追加したら良いと思う条文について各自の考えを話し合いました。
追加したら良いと思う条文について考える時間はまさに大人が「子どもの幸せとは何か」という難しい問いと真摯に向き合う時間でした。



第二部の閉講式では、社会教育指導員の先生、校長先生、向日葵学級運営委員長、学級長の挨拶を承りました。
最後に修了証書の代わりに薔薇の花が学級生のみなさんへ運営委員長より授与されました。


6月から半年にわたって、開閉講式を含めて7つの講座が開かれました。
振り返ると国際理解、人権、園芸、消費者トラブル、子どもの権利 と様々な分野の学びがありました。

準備や講座の運営に関わってくださった教養部のみなさん、ありがとうございました。