【教養:活動報告】向日葵学級第2回講座「思春期の子どもと親のストレスマネジメント」

今年度の家庭教育学級の第2回講座が6月30日に開催されました。

テーマは「思春期の子どもと親のストレスマネジメント講座」。向陽中学校さわやか相談室相談員の関根千春先生に、子どものストレスの傾向や、家庭での接し方などをお話しいただきました。

・理想と現実のギャップ
(頑張ってるのに結果が出ない)
(理解してもらえない)
・人間関係
(周りからどう見られるか、嫌われたくない)

そのようなことにストレスを感じやすい年頃の子どもたち。ストレスにより
・イライラする
・眠れない
・集中できない

などにおちいることがあるので、
・睡眠時間の確保8時間、早寝早起き
・太陽をしっかり浴びる(曇りでも30分)
・リズム運動(歩く、自転車をこぐ)
・1日3食、バランスの良い食生活
・時に勉強を忘れて思い切りおしゃべり

などで回避することが大切。

保護者としては
・親子げんかでは人格否定をせず、翌日に引きずらない
・人と比較せず(子どものペースを乱さない)
・勉強に過度に介入せず(自分でスケジュールを立てさせる)

等に気を付けながら、
・生活(寝食の維持)をサポートしつつ、
・見守る(話しかけるより話しかけられるのを待つ、声掛けは休憩中に)

そのためにも、「親自身がストレスを溜めないこと」、いつでも味方だよ、相談に乗るよ、という姿勢で見守ることが大事とのことでした。

そして、親のセルフケアとして、呼吸法をご紹介いただいたり、「子どもが宿題をせずゲームをしているとき、どのように話しかけるのがよいか」などをグループで話し合ったりしました。

参加者からは「(受験を終えた)上の子のときに聞いておきたかった、下の子で生かさなくちゃ」という感想が聞こえたり、終了後も関根先生にご相談する姿が見られました。

次回は「受験講座&進路座談会」です。現在17名のお申込みをいただいています。当日の飛び入り参加も歓迎しますので、お知り合いを誘ってご参加ください。

関根先生、
ためになる講義をありがとうございました💕