【ひまわりの種の会:活動報告】3年生教室ペンキ塗り
8月最初の土曜日に、「ひまわりの種の会」の活動として、保護者による3年生の教室のペンキ塗りを実施しました。
計17名から事前応募があり、当日は後援会や飛び入りの参加者も加わって、校長先生・教頭先生を含む計22名が参加しました。
今回のペンキ塗りは保護者のお父さんからの発案によるものでしたので、「お父さん(の参加)大歓迎」として募集しました。結果8名ものお父さん保護者が参加してくださいました。
最初に教室に集まって一人ずつ自己紹介したあと、校長先生から塗り方の手順を教えていただきました。
早速、3~4名ずつに分かれて、各教室を塗り始めました。冷房を付けていただけたので、快適な中で作業が進みました。
朝8時から始めて約2時間、6教室の壁がアイボリーの明るい壁に塗り変えられました。
最後は道具を洗って、予定より1時間早い11時過ぎに作業を終えました。校長先生、教頭先生、部活指導で出勤されていた3年生の先生からお礼の言葉をいただきました。
知り合い同士で手際よく進めていく方や、初対面同士で会話を楽しみながら手を動かす方、卒業生として懐かしみながら作業する方、黙々と塗り進めていく方、それぞれが、子どもたちのことを思いながらきれいな壁に仕上げてくださいました。「廊下も塗りたかった」「次は1年生2年生の教室も塗ってあげたい」という声も聞かれました。
2学期の3年生の反応が楽しみです。ご提案いただいたお父さん方、参加してくださったみなさん、ありがとうございました。
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【ひまわりの種の会について】
向陽中では、毎年毎学期に「ひまわりの種の会」と称した学校・PTA共催の花の苗植え活動が行われてきましたが、その始まりは、かつて向陽中で生徒指導上の多くの課題が見られた時期に、保護者がもっと学校に出向き、学校や子どもの様子を直接知ろう、子供たちに声をかけようという、地域の方も巻き込んでの大人たちの活動だったと伺っています。
今年度は、花の苗植えはガーデニング委員に先導してもらい、「ひまわりの種の会」は保護者同士が知り合い、学校や子どもたちのことを共に知って考えていくきっかけとなるような幅広い活動にしてしたいと考えています。
【PTA本部より】
PTAは、保護者の総意・総力が集まるべき場所です。役員は、みなさんの声を拾って形にしていくのも本部に求められる重要な役割のひとつだと思って活動しています。
保護者が意見を出せる場所があって、出しやすい環境があって、誰かの提案を皆で考える。そこに意味があり、1人2人では難しいことでも、600名の生徒の保護者から、その日その時に「協力できるよ」という方が数名でも集まれば、実現できる可能性が広がります。
「子どもたちのためにこんなことしてあげたい」
「こんなこと考えたのでPTAに協力してほしい」
「PTAでこんなこと企画しなよ、予算出して、人を集めてよ、参加するからさ」
子どもたちのため・学校のためになるご提案はどなたからでもありがたく、本部はどのような協力ができるか、どのようにPTAで実現できるかを検討します。PTA会員からのご提案はもちろんのこと、地域の方や卒業生からでも、後援会からでも、PTA未加入の保護者からのご提案であっても、です。
一人でも多くの保護者にご参加いただける、保護者も楽しみや充実感を感じながら取り組める、そんな子どもたちのための活動を、みなさんと企画・実行できるPTAになれるといいと思います。