【本部:報告】令和5年度PTA加入のお願いとご質問への回答
6月16日に、「令和5年度PTA加入のお願い」を再配布いたしました。
4月に配布された「PTA加入(会費納入)のお願い」は様々な点で問題があり、5年度本部として改めて加入のお願いと皆様のご意向を確認させていただくものです。
回答方法はGoogleフォーム、メール通知、紙の提出をご用意しています。未回答の場合は新規加入・継続加入に異論がないものと判断させていただきますので、必ずご回答ください。
6月18日現在、3名の方よりご質問をいただいておりますので、内容と回答を共有いたします。
質問1:今後も毎年加入および継続の意向確認はするのですか?今回の文書では前回の問題点もわかりやすく、丁寧な説明でよく理解できました。
回答1:ご説明を理解していただけて安堵しております。
向陽中PTA会則には「加入の意思は年ごとに更新する(第4章第6条(3))」と定められています。令和6年度も、新1年生のみのご家庭・転入生のご家庭、5年度未加入の教職員及びご家庭には「新規加入」を、令和5年度にご加入いただいた教職員・ご家庭には「継続加入」をお伺いする必要があると考えています。方法や時期は要検討ですが、次年度本部にも引き継ぎ、今後も続けていくことが望ましいと思います。
質問2‐1:
複数の保護者間でこの件に関してやり取りをしていますが、困惑しています。
数年前、PTA未加入のお子さんが卒業式でお花や記念品をもらえないと言う、未加入者に対する見せしめとも取れるような行為があったとのニュースが報じられました。
多くの保護者は記載されている『PTAの目的・目指す活動』は求めていないと思います。
そのため、『協力・発言・提案』をしたいから加入しているのではなく、『子どもが嫌な思いをしないように』加入しています。
PTA会費が動く上で、未加入の家庭に会費を割くことはできないのは十分理解できますが、向陽中でも上記のような未加入者に対する見せしめ行為が起こる可能性がありますか?
回答2-1:
向陽中PTAは「生徒の幸福成長のために活動する」と会則に定められています。今年度本部は、PTAについて「加入する保護者のお子さんだけの為に活動する」ことを目的とする団体ではなく、「在籍するすべての生徒のために活動する」ことを目的とする団体であるという認識を、学校、本部、運営委員会で共有しました。それを今回皆さんにお伝えしています。
過去の向陽中PTAの方針をすべて把握してはいませんが、もし、未加入世帯の生徒を(卒業記念品の配布を含み)支援対象から除外していた、もしくはそうしていると「誤解」されていた、または「加入しなければそのご家庭のお子様が嫌な思いをするようなPTAであった事実があった」のであれば、それは今すぐ改める必要があることです。
少なくとも4年度は保護者が加入しているかに関わらず、全卒業生にPTAからの記念品を配布していたとの理解です。今年度も同様の方針です。具体的には、学校と、在籍する全生徒に対し、協力を申し出てくださった保護者の皆さんと、集まった会費、その出来る範囲で最大限の支援を行っていく予定です。従って、未加入世帯のお子様に対する見せしめ行為など、故意に行う予定は一切ありません。
本来のPTAの目的・目指す活動は、生徒がより豊かな学校生活を送れるよう、保護者と教職員が協力していくことですので、「こどもが(卒業記念品をもらえないなど)嫌な思いをしないために」ということではなく、会則にある目的と活動を必要と考えるか、そのような活動に協力してもよい、発言や提案もできるならいつかしてもよい、と思われるかどうかで加入をご判断いただければ幸いです。
▼会則(抜粋)
第2条 本会は会員の協力により向陽中学校の教育の進展、向上を図り、生徒の幸福成長を図ることを目的とする。
第3条 本会は前条の目的を達成するため、次にかかげる活動をする。
・教育環境の整備充実
・生徒の保護及び厚生
・生徒の校外生活の指導
・会員の教養の向上と親睦
・その他本会の目的を遂行するための事項
質問2-2:
加入するメリットは何ですか?また未加入のデメリットは何ですか?回答期間内に全保護者にメールで構いませんので、加入のメリット、デメリット等、諸々の内容を分かりやすくお伝えいただきますようお願い申し上げます。
回答2-2:
加入してくださる方が多ければ、会費収入が増えますので、専門部や委員会の活動資金が増え、学校の教育活動に対し金銭的な支援も出来る範囲が広がります。役員・専門部・委員会を引き受けてくださる方を多くの保護者に対し募集することが出来、必要とされている活動をスムーズに実行していける可能性が広がります。生徒を取り巻く環境について、より多くの保護者に意見や提案をいただくことができます。これらは生徒や学校のメリットです。
加入してくださる方が少なければ、会費収入が減りますので、専門部や委員会の活動資金が減り、学校の教育活動に対し金銭的な支援もできる範囲が限られてきます。役員・専門部・委員会をお願い募集する際の母数も減りますので、前年度まで出来ていた活動が縮小・中止になることや、卒業記念品等に使える予算が少なくなることも考えられます。生徒の学校生活についてご意見や提案を期待できる保護者の母数も減ることになります。これは生徒や学校のデメリットにつながることです。
PTA総会は会員の票で議決しますので、未加入の方には本来は表決を求めることはなく、いただいたご意見やご提案も、外部からのご意見・ご提案となるという認識です。
PTAは任意加入団体であり、保護者・教職員共に加入するかしないかを自由意思で選択できます。従って、メリット・デメリットは、教職員・保護者お一人お一人に考えていただくことです。会費を払うこと、総会の表決に参加すること、生徒の幸福成長について保護者と教員で共に考え行動することなどに、メリットがある(多い)と感じてくださる方が「加入する」という選択を、メリットがない(少ない)と感じる方は「加入しない」という選択をされる、と理解しています。生徒や学校にとってのメリットでお考えになるのか、保護者のメリットでお考えになるのかも、各ご家庭の判断に委ねられます。
質問3-1:
確認事項1 任意団体に未加入の者に、回答を強制できる根拠をお示しください。
回答3-1:
回答の「お願い」をしていたつもりですが、「強制」と受け止められたのであれば、こちらのご説明に配慮が足りなかったものと受け止め、以下ご説明申し上げます。
まず、回答を各ご家庭に「お願い」する理由は、任意団体と言っても誰でも加入できるものではなく、向陽中の生徒のために活動する保護者にご参加いただきたいものだからです。「加入する/しない」は各ご家庭が判断することであり、どちらをご希望するのか、どちらをメリットと感じられるのか、本部で勝手にどちらを選んで差し上げるのがよいかを判断することはできません。未回答を未加入とするか、加入とするか、を考えたとき、生徒や学校の利益につながる「加入のご意思」を前提としました。それに不服のご家庭には、「加入しない」というご回答が頂けるものと考えます。
ご回答をいただけない場合、本部役員にはその確認を1件1件のご家庭に対し行う時間と労力が発生します。従って、スムーズな確認のためご協力いただきたいというお願いです。今回の文書をご覧いただいたのであれば、「加入する/しない」のご意向をGoogleフォーム、メール、または回答用紙の提出によりご回答いただけますよう、ご協力をお願いいたします。
質問3-2:
未加入かつ未回答の者に、加入を強制できる根拠をお示しください。
回答3-2:
ご質問者様は、もしかすると転入生または新1年生のみのご家庭でしょうか?それであれば、現在は未加入でいらっしゃるのかもしれませんね。加入は強制ではありません。先の質問同様、「加入する/しない」どちらをご希望なのか、そしてどちらがそのご家庭にとって良いのかを本部役員で判断することはできないため、ご回答いただきたいと「お願い」しています。一番困るのは回答をいただけないことなのです。今回の文書をご覧いただき、加入をご希望されないのであれば、「加入しない」を選択して、Googleフォーム、メール、または回答用紙の提出によりご回答ください。意向確認がスムーズに行われるよう、ご協力をお願いいたします。
質問3-3:
PTA加入に関して、市、県、文科省、それぞれの担当部局の連絡先をお示しください。
回答3-3:
向陽中PTAは所沢市PTA連合会(市P連)に加入しており、県や文科省とは普段やりとりをしておりません。行政へのご相談をご希望であれば、まずは市P連事務局となっている市の社会教育課へご相談ください。県、文科省の担当部局の連絡先についても市P連にお問い合わせください。
所沢市役所 社会教育課
電話04-2998-9242
所沢市PTA連合会 ホームページ
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