【教養:活動報告】人権講座を受講しました

 教養部は家庭教育学級「向日葵学級」の講座の企画・運営を行っていますが、講座には、市の人権教育推進協議会および教育委員会が主催する人権講座を毎年組み込んでいます。

 7月4日に今年の人権講座が開催され、向日葵学級生から2名、教養部からも3名が受講しました。

テーマは、

多様性への招待
〜ジェンダー・セクシュアリティの視点から〜

講師は、所沢市パートナーシップ・ファミリーシップ制度の設立に尽力し、自身が届出第1号となった小川奈津己(なつき)さんでした。

女性として生まれるも、将来の夢は「男の子になる」ことだった幼少期、男子のように扱ってもらいたくて「僕、オレ」の一人称を使用していた小学生時代、女性として就職活動を行った学生時代など、現在に至るお話を聞きました。

いまや小・中学校から多様な性への正しい知識を学び、認め合うための教育がなされる時代です。向陽中の生徒がこの問題で傷ついたり、誰かを傷つけたりすることなく、皆が自分らしく過ごせるよう、教職員・保護者もジェンダー平等への理解を深めることが大切だと感じる有意義な講座でした。





参考:
「respectrum」
小川さんが代表を務める多様な性に関する発信を行っている団体のサイトです。

所沢市男女共同参画情報誌『SUN』
パートナーシップ・ファミリーシップ届出制度について紹介しています。