【副会長:活動報告】コミュニティ・スクール 第1回研修会

 PTA副会長による、コミュニティ・スクール委員活動についてご報告します。

 コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)とは、平成16年から文部科学省により導入された、学校・家庭・地域が連携・協働して子どもたちを育んでいくための仕組みです。所沢市では従来、各学校に「学校応援団」「学校評議員会」などを設置し、地域の方の学校運営参加に関する独自の取り組みを行っていましたが、令和5年度からコミュニティ・スクールへの移行が始まりました。


 そして、令和6年度のモデル校の一つに向陽中が指定され、8名の委員のうち1名は向陽中保護者、PTA役員から参加してほしいと学校より相談を受けたため、副会長1名が引き受けることになりました。

 5月初旬に、モデル校(小学校15校、中学校10校)のコミュニティ・スクール委員、校長先生、教育委員会担当者などが参加する第1回研修会があり、向陽中からは校長先生と委員の計7名が出席しました。

 他県での取り組み例の動画を視聴しながら、コミュニティ・スクールの目的・役割への理解を深めたあと、今後コミュニティ・スクールをどのように運営していくか、取り掛かりの部分のプレ会議として、それぞれの立場から地域の強みを出し合い、そのポイントにこども達の教育環境に活かせる導線を見つける「熟議」を行いました。


 向陽中の委員は、商業・産業 場所・施設 文化・歴史などに分けながら、有名な卒業生や市民農園、駅前噴水広場やお祭り、児童館、運動会やパルコ跡地などを挙げていき、最終的に「大人がモデルになって こどもと一緒に創る」「お祭り」「地区運動会」というワードでまとめました。

 活動は年3~5回予定されており、今後はもっと地域の活動やこども達や学校の抱える問題、家庭での問題などに更に深く踏み込んで、話し合っていくことになります。PTA代表として参加しているので、今後行う実際の会議では保護者の立場で、学校や地域に求めるもの、保護者の方から提供できる情報やこどもの考えなどをお伝えしていきたいと思っています。

 PTA会員の皆さんには、こどもたちの成長に関わる問題点や要望など、どしどしご意見いただけると嬉しいです。PTA宛メールやコドモンアンケートを使用してのご提案、直接お話を伺えるようでしたら、できるだけ時間をつくろうと思います。